不登校の小学生や中学生、高校生が通える学校を紹介!

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通信制高校、サポート校、技能連携校、高等専修学校の違いとは

春ということで、新しい進路選びを始めた方も多いはず。中学校を卒業すると多くの人が高校へ進学しますが、高校にも様々なタイプがあるのをご存知ですか? 多くの方がイメージするのは、中学校と同じように毎日決められた時間に登校するといったスタイル。そうした学校は一般的に「全日制高校」と呼ばれる高校です。しかし、中学校卒業後の進路には、全日制高校のほか、通信制高校、サポート校、技能連携校高等専修学校など、さまざまな学校があります。そこで、今回は、その違いについて解説します。

 

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通信制高校

通信制高校は、「レポート」「スクーリング(登校による面接授業)」「テスト」の3つで学習を進めていく高校です。自分のペースで単位を修得でき、登校日数が年間約20日間(全日制高校の9分の1)と自由な時間を持てるため、不登校経験者への手厚いサポート、やりたいことや仕事との両立が可能です。このしくみを使った多様なスタイルの学校が増えています。また、インターネット授業やNHKの高校講座などが正規の授業として認められており、ICTを活用した授業を行う学校もあります。卒業後に大学へ進学する生徒も増えてきています。

 

【サポート校】

通信制高校と提携して高校卒業までを支援する民間の教育機関で、主に「独自のカリキュラム」「高校卒業のための学習支援」「メンタル・生活面でのサポート」の3つの役割があります。通信制高校と同様に多様な登校日数や通学スタイルがあります。授業内でレポート作成指導を行うため学習面で心配のある方も安心。サポート校独自の多彩なコースで専門的な授業やレッスンを受けられる学校も多く、大学進学に特化した学校もあります。

 

技能連携校

都道府県教育委員会から指定を受けた教育施設で、主に高等専修学校各種学校、学習塾などが指定を受けています。高校普通科目と専門科目を効率よく学べます。技能連携校では専門科目が高校卒業のための学習として認められるので、異なる学習内容を1つの学校で学ぶことができます。特長としては、一人ひとりの個性に応じた専門分野の学習のほか、社会性を身につけられる体験授業も行われています。不登校経験者、高校中退者への対応のほか、大学や専門学校を目指せる学校もあります。

 

高等専修学校

総授業時間の6~7割を専門分野の学習に充てる学校です。やりたいことに集中でき、プロの講師陣による指導プロ仕様の施設を使用できるなど、社会で活躍できる実践的な勉強ができます。学ぶ内容は工業、農業、医療、衛生、教育・社会福祉、商業実務、服飾・家政、文化・教養の8分野に区分されています3年制以上の高等専修学校の多くが大学などに進学できる卒業資格となる「大学入学資格付与指定校」となっています。

 

このように、各学校にはそれぞれの特長があります。まずは弊社ホームページの学校一覧から、気になる学校を探し簡単無料資料請求をしてみてはいかがですか?そして、学校の雰囲気を知るために説明会などのイベントに足を運んでみましょう。きっと、あなたにぴったりの学校が見つかります!

 

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